高尾・陣馬ハイキング

三つ峠駅から三ツ峠山

 
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開運山、木無山、御巣鷹山の三山を合わせて三ツ峠山です。富士山撮影で屈指の三ツ峠山へ、富士急行線の三つ峠駅から表口登山道を歩きます。南アルプスの眺めもよいです。

三ツ峠山頂

◇コースタイム
三つ峠駅(50分)いこいの森(15分)達磨石(1時間35分)八十八大師(1時間10分)開運山(30分)木無山(1時間30分)母の白滝(25分)河口局前


三つ峠駅から三ツ峠山

三ツ峠山へは、ほとんどの方が北側の三ツ峠登山口からの登山ルートを歩くようですが、南側のこちらが表登山道です。 三つ峠駅から達磨石まで車道歩きで、公園の辺りから急坂になります。
富士急行 三つ峠駅 いこいの森

達磨石から登山道に入り、大曲をすぎると股のぞき。
達磨石 股のぞき

富士山の眺めがよいです。
股のぞきから見た富士山

股のぞきを出て、しばらく急坂を登ると、お地蔵様が並ぶ八十八大師に着きます。 屏風岩と富士山を見ながら、気持ちよく歩いていくと、一字一石共養搭があります。
八十八大師 一字一石共養搭

険しい屏風岩の直下を歩くと茶店が建っています。 三ツ峠登山口から登ってきた大勢の人たちで一気に賑やかになり、標高1785mの三ツ峠山頂(開運山)に着きます。
屏風岩 三ツ峠山頂(開運山)

狭い開運山の山頂からは、左右対称に裾野を広げた富士山が美しいです。
開運山から見た富士山

御坂山地の向こうには、南アルプス、八ヶ岳などが見えます。下は四季楽園です。
開運山からの展望

三ツ峠山からは河口湖へ下ります。 開運山から30分ほどで、草原の木無山(標高1732m)。ススキ越しの富士山も美しいです。
木無山

木無山から母の白滝へは一気に下れます。 二段に分かれている母の白滝を見て、河口湖畔まで歩きます。 河口局前から河口湖駅へバスで向かいます。
母の白滝 河口湖


私の山行日記より

私は富士急行の乗ることがたまにあり、車窓から見える三ツ峠山にいつか登ってみたいと思っていたのだが、ようやく機会が訪れた。
11月14日快晴である。7時30分に三つ峠駅に着くと、駅舎の赤い屋根の上に三つの岩峰が見えている。
地図を見ると北側の三ツ峠登山口からの登山ルートの方が断然楽そうであるが、登山口までが遠く時間もかかるので、三つ峠駅からの表参道を登ることにした。
集落の坂道を歩いて、いこいの森の登山口に着くと、熊出没注意の看板がある。ここで鈴を忘れたことに気がついた。熊は冬眠前の時期なので、登山はやめようかとも思ったが、せっかく来たので登ることにする。紅葉が綺麗であったが、そんなことは頭から消えてしまった。
8時20分に登山道に入って登っていくと「股のぞき」で富士山が出迎えてくれる。前衛の稜線が黄葉している。ここで今日はじめて一人の登山者に出会って熊のことは心配がなくなった。
淡々と登って10時に八十八大師をすぎると、険しくそそり立つ山頂の岩峰が頭上に覆い被さるように大きく見える。気温が上がって少しモヤってきたが富士山の眺めはよい。
建ち並ぶ山荘の間を抜けていくと、10時40分に山頂(開運山)に着いた。各山頂だけ薄っすら雪化粧をした南アルプスの稜線も見えている。富士山も八合目あたりより上が白くなっている。
しばらく休憩して、三ツ峠山を成す一つである木無山から河口湖へ下ることにする。木無山は一面のススキに富士山が乗っている眺めのよいところであった。
河口湖へは三つ峠駅へよりも距離が長いが、とても緩やかなハイキング程度の道なのでハイペースで一気に下ることができた。赤い鳥居が立つ母の白滝に着くと外国人のグループが散策している。
河口湖に出ると視界がパッと開けた。富士山を背に陽ざしに水面が輝いていた。


三ツ峠山の岩峰



コースタイム
三つ峠駅
0:50 ↓↑ 0:00
いこいの森
0:15 ↓↑ 0:00
達磨石
1:35 ↓↑ 0:00
八十八大師
1:10 ↓↑ 0:00
開運山
0:30 ↓↑ 0:00
木無山
1:30 ↓↑ 0:00
母の白滝
0:25 ↓↑ 0:00
河口局前

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