丹沢・登りつくし

表参道(男坂・女坂)で大山

 
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ケーブルカーを使わずに表参道を登るコースで、阿夫利神社下社までは男坂と女坂に分かれます。 阿夫利神社下社からは標高差500mを1丁目、2丁目…と登っていき、28丁目が山頂です。 山頂からは富士山、南アルプス、伊豆、相模湾、江ノ島、房総、東京方面などの眺めがよいです。

大山山頂から見た富士山
大山山頂から見た富士山、左に愛鷹山、右に南アルプス


コース@ 表参道・男坂で大山
急な石段が続くコース。慣れている方であれば女坂よりも10分ほど早く登れます。 紅葉を楽しみたい場合は、大山寺のある女坂へ。

◇コースタイム
伊勢原駅(神奈中バス25分)大山ケーブル(15分)追分(30分)阿夫利神社下社(1時間5分)二十五丁目(15分)大山

大山ケーブルから阿夫利神社下社へ

小田急線伊勢原駅から大山ケーブル行のバスに乗り、終点まで行きます。 大山ケーブルバス停には案内所やトイレ、自販機があるので、準備をしてから登りはじめましょう。 ケーブルカーの始発駅までは、362段ある「こま参道」の石段を15分ほど登らなければなりません。 こま参道には、みやげ物屋、食堂、旅館などが立ち並び、豆腐料理が有名です。
大山ケーブルバス停 表参道
大山ケーブルバス停 表参道

こま参道を登っていくにつれて、足下に大山名物のコマの数が増えていき、写真の数の27になるとケーブルカー・大山ケーブル駅のある追分です。 追分から阿夫利神社下社までは標高差280m、ケーブルカーなら6分で登れます。 ケーブルカーは9時から運転されていて、丹沢・大山フリーパスAキップなら乗り降り自由です。
駒 追分駅入口
表参道の駒 大山ケーブル駅入口

大山ケーブル駅の入口を直進するとすぐ八意思兼神社(追分社)で、登山道は男坂と女坂に分かれます。 男坂はほとんどが石段の急坂で、30分ほど続くのできついです。 一方、女坂は標識にらくらくと書いてありますが、それほど楽ではありません。
八意思兼神社(追分社) 追分社から男坂へ

追分社の右側にある石段の急登が男坂の入口。下社まで見所も無く、急な石段の連続です。 登り切ると女坂と合流し、茶店のある阿夫利神社下社の直下に出て、左へ行けばケーブルカー・阿夫利神社駅があります。 男坂は女坂よりも距離が短いので、歩き慣れていれば早く下社に着きますが、慣れていないと脚がパンパンになって、かえって時間がかかるかも知れません。
男坂 阿夫利神社下社の直下

阿夫利神社下社

急な石段を上がりきると阿夫利神社下社。江戸時代から関東一円からの参拝者で賑わっていたそうです。 相模湾や江ノ島、三浦半島などがよく見えます。
阿夫利神社下社
阿夫利神社下社 相模湾方面の展望

阿夫利神社下社から大山へ

社殿の左奥、天満宮の先が山頂への登山口(とても急な長い石段)です。 石段を登ると坂道となり、1丁目、2丁目と丁目石を目安に、頂上の28丁目を目指します。
登山口 丁目石
登山口 丁目石

登っていくと8丁目に「夫婦杉」、14丁目に「ぼたん岩」、15丁目に「天狗の鼻突き岩」などがあり、16丁目で蓑毛からの裏参道と合流します。
夫婦杉 16丁目

20丁目は富士見台で、大山の登山道で富士山がよく見える場所のひとつです。
20丁目・富士見台

25丁目でヤビツ峠からの道と合流。頂上まであと10分の標識があります。 27丁目の鳥居をくぐると、すぐに28丁目の頂上、阿夫利神社です。
25丁目 28丁目
25丁目 28丁目

大山・山頂

山頂は標高1252m。茶店やトイレもあります。クマ出没注意と書かれた看板も。
大山山頂 茶店
大山山頂 茶店

阿夫利神社本社の前には、雨降山の由来になったと言われるブナの大木が目を引きます。
大山山頂
大山山頂

山頂には阿夫利神社本社や奥の院が建ち、東側に回れば東京方面の眺めがよく、目を凝らすとスカイツリーも見えます。
阿夫利神社本社 スカイツリー
本社 スカイツリー

天気がよければ、相模湾、江ノ島、三浦半島、房総半島、真鶴半島、伊豆半島、伊豆大島などを眺められるでしょう。
大山から見た江ノ島、三浦半島、房総半島
江ノ島、三浦半島、房総半島

山頂北側からは丹沢山地を一望でき、富士山や南アルプスの眺めがよいです。
富士山と南アルプス
富士山と南アルプス



コースA 表参道・女坂で大山
女坂と言っても、登る標高差は男坂と同じ。大山寺から阿夫利神社下社へは急坂が続きます。 途中に紅葉の名所・大山寺があります。

◇コースタイム
伊勢原駅(神奈中バス25分)大山ケーブル(15分)追分(20分)大山寺(20分)阿夫利神社下社(1時間5分)二十五丁目(15分)大山

大山ケーブルから大山寺へ

八意思兼神社(追分社)で、男坂と分かれて緩やかに登っていきましょう。 女坂には七不思議と言われるものがあり、最初に現れるのが、女坂の七不思議その一「弘法の水」。 弘法大師が杖で岩を突いたら涌き出だそうで夏でも涸れないそうです。
弘法の水
女坂へ 弘法の水

さらに登っていくと、その二「子育て地蔵」、その三「爪切り地蔵」と続きます。
子育て地蔵 爪切り地蔵
子育て地蔵 爪切り地蔵

その四「逆さ菩提樹」をすぎると前不動があり、その上に大山寺への石段が伸びています。 大山寺には不動明王などが安置され、紅葉の名所です。
前不動 大山寺

11月中旬から下旬にかけて、真っ赤な紅葉が大山寺の石段の参道を覆います。 大山寺から平坦な道を5分ほど行ったところにケーブルカーの中間駅である大山寺駅があります。
大山寺の紅葉
大山寺の紅葉

大山寺から阿夫利神社下社へ

大山寺から女坂の七不思議その五「無明橋」を渡り、その六「潮音洞」、その七「眼形石」をすぎると急な石段が続き、ケーブルカー軌道の近くやトンネル上を通ります。
潮音洞
潮音洞 急な石段

急な石段を登り切ると男坂と合流し、茶店のある阿夫利神社下社の直下に出ます。 阿夫利神社の直下は広場になっていて、茶店があり、秋は紅葉がきれいです。 左へ行けばケーブルカー・阿夫利神社駅、階段の手前には見晴台への道もあります。
阿夫利神社へ 阿夫利神社の直下
阿夫利神社下社の直下 阿夫利神社駅

石段を上がりきると、大山祇神を祀る阿夫利神社です。 社殿の中には大山名水があるので、乾いた喉を潤してから、改めて山頂へ出発しましょう。
大山名水 天満宮


大山ハイキングコース
 大山@   表参道(男坂・女坂)
 大山A   蓑毛・ヤビツ峠から
 大山B   日向薬師・見晴台から
 大山C   広沢寺温泉から

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コースタイム
伊勢原駅
(バス 25分)
大山ケーブル
0:15 ↓↑ 0:10
追分
0:30 ↓↑ 0:20
下社
1:05 ↓↑ 0:50
25丁目
0:15 ↓↑ 0:10
大山

コースタイム
伊勢原駅
(バス 25分)
大山ケーブル
0:15 ↓↑ 0:10
追分
0:20 ↓↑ 0:15
大山寺
0:20 ↓↑ 0:15
下社
1:05 ↓↑ 0:50
25丁目
0:15 ↓↑ 0:10
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