地獄のぞき(左)と東京湾に富士山 |
◆コースタイム
浜金谷駅(10分)登山口(20分)観月台(40分)地獄のぞき(1時間)表参道入口(20分)保田駅
浜金谷駅〜観月台
浜金谷駅を出ると関東ふれあいの道の道標があり、観月台までは1.1kmです。 鋸山まで道標が整備されているので迷うことなく歩けます。浜金谷駅 | 左折 |
金谷川を渡って天王神社を見て、JR内房線の高架をくぐると登山口です。
金谷川 | 天王神社 |
左の道は車力道、観月台へは真ん中の石段を登っていきます。
JR内房線の高架 | 登山口 |
しばらく石段が続き、登り切って振り返ると、眼下に東京湾と浜金谷の町並み、条件がよければ富士山や南アルプスも見えます。
石段が続く | 東京湾と浜金谷の町並み |
展望を楽しんだら、露岩の道を数分登れば休憩舎の建っている観月台で、展望がよいです。 観月台を出ると、鋸山の岩壁を見ながら石段をいったん下り、再び登りになります。
観月台 | 鋸山の岩壁 |
観月台〜鋸山
露岩の道を10分ほど登ると分岐で、左は石切場跡や東京湾が見える展望台へ、鋸山へは右の日本寺へ向かいます。 また、ここで車力道コースが合流します。分岐 | 岩壁直下 |
すぐに岩壁直下に出て、岩の間を抜けると日本寺の北口管理所で、ここから境内に入ります。
岩の間を抜ける | 北口管理所 |
ここで拝観料を払いますが、人がいない場合は、先にある他の管理所で払います。 拝観料を払うと境内のマップがもらえるので、分かりやすいです。 日本寺は約1300年前に開創されたという古刹で、境内に入るとすぐ、百尺観音が岩壁に彫られてます。
百尺観音 | ロープウェイ山頂駅 |
百尺観音のすぐ先で道が分かれ、右へ下って行けばロープウェイ山頂駅や十州一覧台、左へ登っていけば「地獄のぞき」と呼ばれる展望台です。 ロープウェイ山頂駅には、鋸山山頂・標高329mと表示されています。
十州一覧台 | 「地獄のぞき」の展望台 |
地獄のぞきの突き出た岩壁を見てから展望台へ行くと、怖さが倍増します。 展望台からは東京湾の大パノラマと富士山、南アルプス、三浦半島、伊豆半島、伊豆大島などが見えます。
東京湾と富士山、南アルプス |
房総半島の海岸線 |
鋸山〜保田駅
鋸山からは日本寺境内を散策しながら保田駅へ下ります。 大野甚五郎英令らが21年をかけて刻んだという石仏が並ぶ千五百羅漢道を歩き、石段を下っていけば大仏広場です。 大野甚五郎英令らにより、1783年に3年をかけて彫られたもので、高さ31.05mで日本最大の大仏です。千五百羅漢道の石仏 | 日本最大の大仏 |
大仏を見て、薬師本殿、観音堂などをすぎ、仁王門を出ます。下りはずっと石段なので疲れます。 表参道を下り、道標に従ってJR内房線の手前を左折します。 道標に従って田園風景の中を1.5kmほど歩けば保田駅です。
保田駅への道 | 保田駅 |