三ノ塔から見た富士山と表尾根 |
目次 1. アクセス・登山ルート 2. コースタイム 3. ヤビツ峠から三ノ塔へ 4. 三ノ塔・山頂 5. 三ノ塔から塔ノ岳へ |
アクセス・登山ルート
早朝に蓑毛行きのバスに乗れば、1時間ほど余分に歩くことになりますが、ヤビツ峠には早く着くことができます。
コースタイム
秦野駅(神奈中バス50分)ヤビツ峠(1時間25分)二ノ塔(15分)三ノ塔(30分)烏尾山(25分)行者ヶ岳(50分)新大日(40分)塔ノ岳(1時間5分)小草平(1時間15分)大倉
ヤビツ峠から三ノ塔へ
ヤビツ峠 | 車道歩き |
ヤビツ峠から車道をしばらく歩くと、富士見山荘が建つ富士見橋に着きます。 右へ少し下っていくと護摩屋敷の水、左へ少し登ると三ノ塔・塔ノ岳への登山口です。護摩屋敷の水をペットボトルに汲んでいくのもよいでしょう。
富士見橋 | 登山口 |
登山道に入って登っていくと、未舗装の林道を横切ります。林道を下っていけば菩提峠です。 再び山道に入ると、赤土の荒れた道を丸太の階段で登ります。 やがて樹林から出ると、ザレた登りとなり、振り返ると大山などを見渡せるようになります。
林道に出る | 荒れた登り |
ザレた道を登り切ると二ノ塔に着きます。二ノ塔の前に三ノ塔が大きくそびえていて、左側には富士山も見えます。 ベンチやテーブルがいくつかありますが、人が多ければ頑張って15分ほど歩いて、三ノ塔で休憩するとよいです。
ザレた登り | 二ノ塔 |
二ノ塔から富士山を見ながら下り、木道や丸太の階段を登っていけば三ノ塔に着きます。 三ノ塔の標高1205mで、山頂はとても広く、緑色の小屋が建っています。
三ノ塔へ向かう | 三ノ塔 |
三ノ塔
富士山と南アルプス |
これから向かう塔ノ岳へ続く表尾根も一望でき、三ノ塔から次に目指す烏尾山が下方に見えます。 南麓の加羅古神社の唐子明神が、背後にそびえる表尾に一、二、三の灯火をともしていたといい、二ノ灯、三ノ灯から、二ノ塔、三ノ塔になったという説もあります。
江ノ島、三浦半島、房総半島 | 烏尾山〜塔ノ岳の展望 |
三ノ塔から塔ノ岳へ
烏尾山 | 烏尾山からの展望 |
烏尾山を出て少し行くと山頂が岩場で狭い行者岳につきます。行者岳を出るとすぐ鎖場の下りで慎重に通過します。 ピークを1つ越えるとまた鎖場の下りですが、今度は垂直に近い下りで、少し怖いです。
行者ヶ岳 | 鎖場を下る |
鎖場を通過して、荒れた斜面を木橋で渡り、政次郎尾根からの道を合わせて、急坂を登っていくと、小屋やベンチがある新大日に着きます。
木橋を渡る | 書策小屋(現在はない) |
木ノ又大日に祀った修験の本尊である大日如来を、その後にここに祀ったことから新大日と言われます。
新大日 | 木ノ又大日 |
新大日から左に曲がり、しばらく緩やかな道を歩くと、木ノ又大日に着きます。 木ノ又小屋の横を過ぎると塔ノ岳の山頂が見えるようになり、最後の登りとなります。
塔ノ岳への道 |