小樽運河を散策・賑やかな浅草橋から静寂の北運河へ
小樽観光と言えば、まずは小樽運河です。小樽運河は掘ったのではなく、海岸の沖合いを埋立てて造られた、全長1140mの運河です。大正12年に完成し、昭和61年に散策路や街園が整備されて現在の姿になりました。JR小樽駅から通りを10分ほど、緩やかに下っていけば、小樽運河の中央橋です。 小樽運河に沿って散歩道が1kmほどありますが、この中央橋から東へ300mほどの、浅草橋までが散歩道のメインです。
![]() JR小樽駅 |
![]() 中央橋 |
![]() 中央橋から見た小樽運河 |
浅草橋は記念撮影する人でいっぱいで、小樽運河の中心といえます。浅草橋の内陸には、北のウォール街と呼ばれる明治後期から昭和初期の建築が数多く残っています。 中央橋から散歩道を西へ歩いていけば北運河です。中央橋付近の20m幅の運河でなく、大正時代に完成した当時の40m幅のままの姿が残されています。ほとんどの観光客は、こちらまでは来ないので静かです。 北運河の終点の運河公園には、動揺「赤い靴」のブロンズ像があります。
![]() 浅草橋 |
![]() 北運河 |
![]() 運河公園 |
![]() 赤い靴の像 |
運河公園に隣接して、旧日本郵船小樽支店の建物があります。 明治39(1906)年に竣工した重厚な石造りの建築で、国重要文化財に指定されています。 小樽運河から陸側200mほどを並行に手宮線跡地があり、この道を歩いて小樽駅に戻るのもよいです。
![]() 旧日本郵船小樽支店 |
![]() 手宮線跡地 |