須山口登山道は、平安時代にはすでに存在していたと言われ、宝永4(1707)年の噴火で途絶えましたが、平成に入り復活しました。
まずは、水ヶ塚公園から富士宮口五合目までの須山口登山歩道を歩きます。
|
|
宝永第二火口縁
|
◆コースタイム
御殿場駅(バス55分)水ヶ塚公園(45分)一合五勺(1時間)二合五勺・御殿庭下(35分)三合・御殿庭中(35分)宝永第二火口縁(40分)富士宮口五合目(バス1時間5分)富士宮駅
水ヶ塚公園〜富士宮口五合目
御殿場駅から富士登山バスに乗り、終点の水ヶ塚公園へ向かいます。
富士山スカイラインの向かいに須山口登山歩道の登山口があり、案内板などが建っています。
歩き始めてゲートを越えるとすぐに下山歩道が右から合流し、しばらくは広い道を緩やかに登っていきます。
少し傾斜が増すと一合五勺で、南山休憩所を経て下山歩道への道が分かれています。
一合五勺を出ると、徐々に樹木の背が低くなって日が差すようになります。また、倒木が目立ちます。
二合をすぎると傾斜が増して、進路が大きく左に変わると高鉢への分岐で、高鉢駐車場へは85分と表示されています。
高鉢への分岐を出るとすぐ二合五勺の御殿庭下で、案内板が建っています。
二合五勺を出ると標高2000mを越え、ザレた急坂が続きます。
|
|
|
二合五勺(御殿庭下)
|
急坂
|
二合五勺から30分ほど登ると、三合(御殿庭中)で「村山修験者富士山修行場跡」の標柱が建っています。
三合からは、第三火口・御殿庭上への道が分かれています。
三合をすぎると潅木帯が続きますが、やがて樹木がなくなってロープの登りとなります。
登りきると山体観測装置があり、宝永第二火口縁に出ます。
山体観測装置から第二火口縁を数分歩くと分岐があり、直進すれば宝永火口や富士宮口六合目へ、左折するのは富士宮口五合目への道です。
|
|
|
第二火口縁
|
富士宮口五合目への道
|
分岐から樹林に入って20分ほど歩けば五合目のロータリーに出ます。ロータリーを歩いていけば富士宮口五合目に着きます。
五合目からは愛鷹山や駿河湾を見渡せます。
|
|
|
富士宮口五合目
|
富士宮口五合目からの展望
|
御殿場口・大砂走りの二合八勺から四辻、幕岩、須山御胎内などを経て水ヶ塚へ下ります。
大砂走り・二合八勺〜水ヶ塚公園
御殿場口の大砂走りを下り、気象庁避難小屋が建っていたのが旧二合八勺で、須山口下山歩道が分かれています。
気象庁避難小屋は撤去されました。
|
|
|
大砂走り
|
二合八勺・気象庁避難小屋
|
須山口下山歩道は標柱に沿って、上双子山の右側を下っていきます。
二合五勺をすぎて目線が双子山よりも低くなると四辻で、左に双子山、右に御殿庭への道が分かれています。
須山口は正面に愛鷹山を見ながら、そのまま直進して下っていきます。
やがて樹木が多くなると砂礫の急な下りとなり、涸れ沢を越えていくと、三辻からの道が合流する幕岩上に着きます。
幕岩上からすぐに分岐があり、左の急坂を少し下れば幕岩です。
さらに分岐から5分ほど歩くと一合五勺で、右の道を行けば南山休憩所を経て上り一合五勺へ行くことができます。
一合五勺から広い道を下っていき、下りきった突き当りが須山御胎内です。
須山御胎内は富士山溶岩洞窟の一つで、形が人体の胎内に似ているので「御胎内」と言うそうです。
|
|
|
須山御胎内
|
洞窟入口
|
洞窟内部は10mほどの長さで、中間に御神体が安置されています。
奥のハシゴを登っても外に出られるが、狭いので明かりが必要です。
|
|
|
洞窟内部。奥にハシゴがある。
|
御神体
|
須山御胎内から水ヶ塚までは樹林の平坦な道で、中間点が南山林道分岐です。
須山御胎内から40分ほど歩くと登山歩道に合流します。
すぐに富士山スカイラインに出て、水ヶ塚公園に着きます。
|
|
|
スカイラインに出る
|
水ヶ塚公園
|
コースA 須山口登山歩道下部
須山口登山道は、平安時代にはすでに存在していたと言われ、宝永4(1707)年の噴火で途絶えましたが、平成に入り復活しました。
ここでは、須山浅間神社から水ヶ塚公園までの標高差約900m、須山口登山歩道の下部を歩きます。
須山浅間神社〜弁当場
御殿場駅から十里木・ぐりんぱ方面へのバスに乗り、須山で下車します。
須山浅間神社が須山口登山道の起点です。
|
|
|
須山浅間神社
|
須山浅間神社
|
須山浅間神社を出て、国道469号線を横切ります。左には観音堂バス停とコンビニがあります。
道祖神の分岐を左へ進み、常夜燈の前を右折すると、ふたたび国道469号線を横切ります。
集落を抜けると、草原にある貯水場の左側を通り、杉林に入ります。
しばらくは杉林の緩やかな登りが続き、車道を横断すると再び杉林に入ります。
やがて砂利道を横断すると忠ちゃん牧場で川田順歌碑があります。
国道469号線に出たらすぐに右折し、富士山資料館へ車道を登っていきます。
富士山資料館を左に見て、直進すると富士山遊歩道に入ります。
富士山遊歩道にはビューポイントがいくつかあり、やがて雑木林に入ります。
しばらく雑木林を歩くと南富士エバーグリーンラインの料金所跡に出ます。
料金所跡のすぐ先で右の山道に入り、水路の左岸沿いを歩いていけば弁当場の水源地です。
弁当場は須山地区の水源で、かつては須山口登山道の馬返しだったそうです。
|
|
|
料金所跡
|
弁当場
|
弁当場〜水ヶ塚公園
弁当場で水路に架かる橋を渡り、水路の右岸沿いをしばらく歩いていきます。
やがて水路と分かれると登りになり、ところどころ荒れた箇所があり、ロープが張られています。
樹林をしばらく登るとフジバラ平(小調整池)で、上方には観覧車がわずかに見えます。
フジバラ平を出て、深い谷に沿って登っていくと調整池の下に出ます。
調整池の手前は右側が深く切れ落ちているので、慎重に通過します。
調整池の縁を歩いていくと、遊園地ぐりんぱの観覧車が見えます。
かつて溶岩が流れた沢を歩いていき、ハシゴを登るとゴルフ場の縁に出ます。
ゴルフ場の縁から笹の道を登っていくと、あちこちにパイプが通っていて、やがて水ヶ塚水源に着きます。
水ヶ塚水源から広い道を歩いていけば富士山スカイラインに出ます。
左折して200m歩けば水ヶ塚公園に着きます。
水ヶ塚公園から御殿場駅や三島駅へのバスがありますが、富士山の登山シーズンのみの運行です。
|
|
水ヶ塚公園
|