幕山登山口へは、鍛冶屋バス停から30分ほど歩くか、幕山公園バス停から10分ほど歩くことになります。
幕山公園へのバスは、「梅の宴」の期間中以外はとても少ないので、普段は鍛冶屋から歩くことになります。
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梅が咲く早春の幕山
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◆コースタイム
湯河原駅(箱根登山バス10分)鍛冶屋(30分)幕山登山口(1時間)幕山(15分)自鑑水(30分)南郷山(15分)林道(50分)鍛冶屋
湯河原駅から鍛冶屋へ
鍛冶屋へは、湯河原駅から鍛冶屋行きのバスで10分ほどです。
歩く場合は30分ほどかかります。湯河原駅から通りを左へ進み、城堀交差点で左折します。
町役場前などを通って1kmほど歩き、突き当たりを左折します。
東海道線、新幹線のガード下をくぐると川沿いの登りになり、幕山が見えてきます。
少し登ると森下公園で、そのまま川沿いに行くと幕山公園、右へ行くとすぐ鍛冶屋に着きます。
鍛冶屋から幕山へ
鍛冶屋から登山口までは30分ほどの車道歩きです。
鍛冶屋から右に五郎神社を見て、車道を少し登ると南郷山への分岐があります。
左に城山などを見ながら集落の中の平坦な道を歩いていきます。
登り坂になって浄水場をすぎ、少し行くと右側に湯河原梅林の入口と幕山登山口があります。
左下には幕山公園の駐車場や休憩所があります。
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浄水場
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幕山登山口
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登山口から4000本あるという梅林の中を登っていくと、岩場があってロッククライミングをしている人たちがいます。
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梅林の中を登る
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ロッククライミングの岩場
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梅林を抜けて、登山口から半分くらい登ったところに休憩舎があり、道標には鍛冶屋からここまで3000m、山頂まで1400mとなっています。
さらに登ると真鶴方面が見えるポイントがあります。頂上は草木が多いので、ここの方が展望がよいくらいです。
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休憩舎
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真鶴方面の展望
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徐々に傾斜が増してきて、頂上まではジグザグの登りが続き、山頂の周回コースを横切ると山頂に着きます。
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登り
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周回コースを横切る
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幕山・山頂
幕山の標高は626mで、山頂は広い草原になっています。
山頂からは真鶴半島から伊豆半島や箱根方面を見ることができますが、草木が生い茂ってそれほど展望はよくありません。
また、山頂周回コース(1周800m)もありますが、こちらも草木で展望はよくありません。
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幕山・山頂
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幕山からの展望
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幕山から南郷山へ
幕山から、軽くアップダウンしながら10分ほど下ると分岐があり、左は大石平へ、右は自鑑水を経て南郷山への道です。
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幕山から下る
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大石平への分岐
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分岐から暗い森の中に入り、林道を横切ります。再び森に入り、登っていくと自鑑水です。
自鑑水は、戦に負けた源頼朝が水面に映る自分の姿を見て自害しようとしたと言われている池です。
自鑑水から軽い登り下りで林道に出ると、すぐ南郷山への登り口があります。
登り口からとんでもない急坂を10分ほど登り、平坦な道を少し行くと南郷山に着きます。
山頂は幕山と同じような感じの山で、標高611mです。南郷山から少し下った辺りから真鶴半島や伊豆がよく見えます。
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南郷山
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南郷山からの展望
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南郷山から鍛冶屋へ
南郷山から下ると林道に出ます。林道を幕山方向へ少し戻ると鍛冶屋(五郎神社)への分岐があります。
笹の道を下っていくとゴルフ場の淵に出て、高電圧がかけられた策が張ってあるので注意が必要です。
しばらくはゴルフ場脇の平坦な道が続きます。ゴルフ場から離れると急な農道を下っていきます。
やがて、みかん畑越に湯河原の街が見えるようになり、鍛冶屋に着きます。