晩秋の御正体山・山頂 |
◆コースタイム
山伏峠バス停(1時間5分)石割山分岐(20分)送電鉄塔(35分)中ノ岳(30分)前ノ岳(45分)御正体山(30分)白井平分岐(1時間20分)御正橋
山伏峠から御正体山へ
御正体山への登山口は、山伏トンネルの道志側にあります。 山伏トンネルの山中湖側のにある山伏峠バス停から、山伏トンネルをくぐり、道標にしたがって右に入ったところが登山口です。 運転手さんに言えば、トンネルの道志側で降ろしてもらうこともできます。山伏峠バス停 | 登山口 |
登山口から少し荒れた道を緩やかに登っていけば、10分ほどで山伏峠に着き、左が大棚ノ頭、右が石割山分岐・御正体山への道です。 山伏峠を出ると、しばらくトラロープの急坂が続きます。やがて何度かアップダウンして前方に奥ノ岳が見えると、ベンチが置かれた石割山分岐に着きます。
山伏峠 | 急坂 |
石割山分岐から左は石割山へ、右が御正体山への道で、すぐに標高1371mの奥ノ岳に着きます。 古い標柱が立っているだけで、無ければ通り過ぎてしまいそうです。
石割山分岐 | 奥ノ岳 |
奥ノ岳から5分も歩けば送電鉄塔で、東には西丹沢の山々、西には鹿留山・杓子山や富士山などの展望がとても良いです。
送電鉄塔から富士山の展望 |
送電鉄塔を出て下っていくと鉄塔巡視路の分岐があり、標柱に御正体山まで1時間50分と書かれています。 笹の道を緩やかに登っていけば標高1411mの中ノ岳で、広々とした雑木林の中に古い標柱とベンチが2つあります。 中ノ岳から少し下り、ブナやコナラの雑木林を緩やかに登っていけば標高1471mの前ノ岳に着きます。 ここにも古い標柱とベンチが1つあります。
中ノ岳 | 前ノ岳 |
ここまでは緩やかな登りでしたが、前ノ岳を出るとしばらくクマザサの急坂が続きます。 やがてクマザサが無くなると緩やかな登りとなり、右に小さな社を見ると標高1682mの御正体山に着きます。
クマザサの急坂 | 社 |
御正体山・山頂
御正体山・山頂は一等三角点と赤い屋根の小さな祠、ベンチとテーブルが1組、自然保全地区と皇太子殿下御登頂の看板が立っています。 山頂からの展望はまったくありません。御正体山からは道志村白井平・今倉山方面と都留市鹿留・細野方面の道があります。御正体山・山頂 |
御正体山から御正橋へ
御正体山から白井平分岐までは、雑木林の急な下りがしばらく続きます。途中、西丹沢の山々が見えます。 白井平分岐をそのまま直進すれば、道坂峠・今倉山へ、御正橋へは右の急坂を下ります。西丹沢 | 白井平分岐 |
しばらく雑木林の尾根を下っていくと、水があれば沢の音が聞こえてきます。 やがて斜面に付けられた道に入ると沢に出て、右岸を下っていきます。
雑木林を下る | 沢沿いを下る |
しばらく沢沿いを下ると、右から別の沢が合流します。合流地点には祠があります。 左の沢を渡ると沢から離れて林道の終点に着きます。
祠 | 林道の終点 |
林道を下っていくと別荘地に出て、舗装路に変わります。 道標にしたがってしばらく車道を下って行けば御正橋に着きます。 道の駅どうしまでは3.8kmの距離です。
右折 | 御正橋 |