高尾山から景信山へ（新緑、紅葉、雪景色）

高尾山、小仏城山から景信山へ、気持ちのよい尾根を歩くハイキングコースです。富士山や相模湖の眺めがよいです。

景信山から見た富士山

目次  1. アクセス・登山ルート  2. コースタイム  3. 小仏城山から小仏峠へ  4. 小仏峠から景信山へ  5. 景信山・山頂  6. 景信山から小仏バス停へ

景信山へは、小仏バス停からアクセスするのが約1時間で登れる最短ルートですが、ずっと樹林の登りで面白くはありません。 登山に慣れてきたら、高尾山から小仏城山を経て景信山まで、眺めのよいルートを歩いてみてはいかがですか？ 景信山には2軒の茶屋があり、ゆっくり休憩してから小仏バス停へ下るコースをおすすめします。
健脚な方はそのまま陣馬山まで脚を延ばすのもよいでしょう。起伏が緩やかで気持ちよく歩くことができます。

【所要時間】3時間35分（ケーブルカー利用）、初心者向き
高尾山口駅（5分）ケーブルカー清滝駅（ケーブルカー5分）霞台（45分）高尾山（1時間）小仏城山（1時間）景信山（40分）小仏バス停


小仏城山から樹林をしばらく下ると、ベンチが並ぶ茶屋跡です。

小仏城山	茶屋跡

茶屋跡からは、樹木の間に富士山や相模湖がよく見えます。 茶屋跡から短い急坂を下ると小仏峠です。

小仏峠からの富士山と相模湖の眺め（2月上旬)

小仏峠

小仏峠は旧甲州街道の峠で、タヌキが並んでいます。 傍らに明治天皇聖蹟碑などが立ち、西へ下ると美女谷温泉・相模湖への道、東へ下ると小仏バス停への道です。 直進して登っていく道が景信山・陣馬山への道です。小仏峠からは山の向こうに八王子方面が少し見えます。

小仏峠	小仏峠からの展望

小仏峠を出ると、ジグザグの急坂が続きますが、徐々に緩やかになります。 いったん下って、最後に砂利道の急坂を登ると、ススキの道となり景信山に着きます。

景信山への道	ススキ

景信山は標高727mのカヤトの山です。 山頂には景信茶屋、かげ信小屋があり、まわり一面に膨大な数のテーブルとベンチがあります。 楓が多数あり、新緑や紅葉が美しいです。

景信山・山頂	紅葉とススキ

山頂からの眺望がすばらしく、奥多摩、丹沢、道志の山々、江ノ島、東京スカイツリー、筑波山などが眺められます。

筑波山	江ノ島、三浦半島、房総半島

富士山や相模湖の眺めもよいです。

富士山の展望、左が相模湖（11月下旬）

山頂の三角点から、西へ下っていく登山道が陣馬山への縦走路です。

景信山・山頂	陣馬山への道

山頂から急坂を下ると分岐で、道標にしたがって小仏への道を下ります。 淡々と下っていけば、やがて中央道を走る車の音が聞こえて、車道に出ます。

道標	登山口

車道を下って宝珠寺をすぎると小仏バス停に着きます。 景信山からは約40分です。バスの本数が少ないので、時刻に合わせて下るのがよいでしょう。

車道の下り	小仏バス停