高尾・陣馬ハイキング

大月駅から岩殿山

 
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JR中央線・大月駅から北側にそびえる岩殿山に登り、大岩壁の稚児落としを経て、大月駅に戻るルートをご紹介します。 山頂からは、富士山や大月市街の眺めがよいです。

岩殿山から見た大月市街と富士山
岩殿山から見た大月市街と富士山

 目次
 1. 岩殿山へのアクセス
 2. コースタイム
 3. 大月駅から岩殿山へ
 4. 岩殿山・山頂
 5. 岩殿山から稚児落しへ
 6. 稚児落しから大月駅へ

岩殿山へのアクセス

中央本線の大月駅で下車します。特急あずさ、かいじなら新宿から1時間余り。大月駅から登山口の岩殿城跡へは徒歩15分ほどです。

コースタイム

【所要時間】3時間30分、初心者向き
大月駅(50分)岩殿山(1時間)天神山(55分)浅利(45分)大月駅

大月駅から岩殿山へ

大月駅(標高357m)のすぐ北側に見える岩壁のそびえる山が岩殿山です。 大月駅を出てすぐに左折して商店街を通り、踏切を渡って細い車道を進みます。
大月駅
大月駅 踏切を渡る

国道139号線に出て橋を渡り、坂を登って行けば左側に登山口があり、岩殿城跡入口・岩殿山丸山公園入口と書かれています。
橋を渡る 登山口

登山口から少し登って鳥居をくぐり、階段を登って行けばふれあいの館が建つ丸山公園に着きます。
丸山公園
鳥居 丸山公園

丸山公園からは、大月市街が見下ろせて、その奥に富士山が見えます。 見上ると岩殿山の岩壁がそそり立っています。
大月市街と富士山 岩殿山
大月市街と富士山 岩殿山を見上る

丸山公園から岩殿山までは標高差200mで、急坂が続きます。 しばらくは大月市街と富士山などを見ながら気軽に階段を登って行けますが、徐々に険しくなり、岩場に付けられた急階段となります。 つづら折りに登っていくと分岐に出て、左がカブト岩・稚児落しへ、右が岩殿山への道です。 巨岩で作られた城門である揚城戸跡や番所跡を過ぎると尾根に出て、右に折れて緩やかに登れば岩殿山の展望台に着きます。
揚城戸跡
稚児落しへの分岐 揚城戸跡

岩殿山・山頂

岩殿山は標高634mで、展望台にはベンチやあづまやがあります。 すぐ先に、パラボラアンテナの建つ本丸跡があり、こちらが本当の山頂です。
岩殿山 本丸跡
岩殿山 本丸跡

岩殿山は、大月市の秀麗富嶽十二景の8番山頂です。 展望台からは、眼下に大月市街、向こうに富士山がよく見えます。
岩殿山からの展望
岩殿山からの展望

岩殿山から稚児落しへ

岩殿山を出て稚児落しへの分岐まで戻ります。分岐からは階段やザレた下りがしばらく続くので、滑らないように注意します。 下りきって築坂峠と鉄塔をすぎると兜岩と呼ばれる第一の岩場で、ロープで登りますが、林内経由の道もあります。 登り切ると富士山や南側の展望がよいです。
築坂峠
築坂峠 第一の岩場

先へ少し行くと第二の岩場で、鉄の杭が打ち込まれた岩壁をトラバースし、ロープで登りますが、高い所が苦手な人は林内経由で行ったほうが安心です。 振り返ると岩殿山が大きく見えます。
岩殿山
第二の岩場 岩殿山

兜岩から荒れた坂を下って、登り返すと天神山です。鉄塔を少し下ると浅利天神があり、富士山の展望がよいです。
富士山
浅利天神 富士山

天神山から緩やかに下って3番目の鉄塔を過ぎると、稚児落しの大絶壁が見えて、その東側を登っていきます。 登りきった稚児落し最高点からの展望は素晴らしいです。
稚児落し
稚児落しの岩壁 稚児落し最高点から岩殿山の展望

稚児落しから大月駅へ

稚児落しを出ると浅利集落まで一気に下ります。すべる道なので足元に気をつけて下ります。 最後に階段を下りると民家が現れます。車道に出て浅利川を渡り、しばらく歩くと浅利公民館前です。
浅利川を渡る 浅利公民館前

中央道をくぐり、右方へ広い道を登っていきます。 桂川を渡って直進し、甲州街道に突き当たったら、左折すれば大月駅に着きます。
大月駅
中央道をくぐる 大月駅




コースタイム
大月駅
0:50 ↓↑ 0:40
岩殿山
1:00 ↓↑ 1:00
天神山
0:55 ↓↑ 1:10
浅利
0:45 ↓↑ 0:55
大月駅

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