高尾山から小仏城山へ・桜ハイキング 🌸


高尾山から桜の名所である一丁平を経て、小仏城山へ登り、相模湖へ下るコースを紹介します。 都心よりも1週間ほど遅い花見をしながら、爽やかな春風に吹かれて歩くのは気持ちがよいです。
京王・高尾山口駅から表参道を登ります。 ケーブルカーやリフトもあるが、朝は営業していなません。 登山シーズンが始まる頃なので、混雑を避けるには早めに出発したほうがよいと思います。


高尾山の表参道は、大阪の箕面まで続く東海自然歩道の起点。 舗装路なので登りやすいです。 一般車は通行止めですが、たまに茶屋の荷物を運ぶ車が通ります。
道中の金毘羅神社からは東京方面の眺めがよく、空気が澄んでいれば東京タワーやスカイツリーの姿も。 登り始めて1時間ほどでケーブルカーの山頂駅がある霞台に着くと桜が咲いています。


霞台からは登山客や観光客で賑わう道。乳母車を押している女性も見かけます。 十一丁目茶屋をすぎて、浄心門をくぐると、階段の男坂と緩やかな女坂に分かれ、その先の権現茶屋で道が合流。 厳かな杉並木を歩いていけば薬王院の四天王門に着きます。
境内の石段を上って、本堂、本社、枝垂桜に包まれた奥ノ院と参拝すると山道に入り、高尾山・山頂への最後の登りです。


高尾山口駅から約1時間30分ほどで、標高599mの高尾山・山頂に着きます。 速い人であれば1時間もあれば十分です。 山頂には3つの茶屋があり、名物はとろろそば。 店が開いていれば、食事をするのもよいですね。


山頂にも桜が咲き、西側の大見晴園地からは富士山、さがみ湖プレジャーフォレストの観覧車などが見えます。


高尾山から先の小仏城山へは1時間程度ですが、本格的な山道になリます。 大見晴園地から階段を下ると「これより奥高尾」の表示があり、登り返すとすぐ「もみじ台」です。
細田屋という茶屋があり、以前にタカトシ温水の路線バスの旅で紹介されていました。 もみじ台はもちろん紅葉が美しいのですが、桜も綺麗なところです。


もみじ台は展望もよく、桜の向こうに富士山が見えます。 風が吹き抜けるので、とても気持ちがよいです。


もみじ台からしばらく階段を下りますが、正面には山頂にアンテナが林立する小仏城山が見えます。 下りきると大垂水峠への道が分かれ、今度は一丁平への長い登りです。 階段が続いて辛いところですが、この辺りはヤマザクラの名所で、通称、千本桜が疲れを癒してくれます。
年によって異なりますが、4月上旬〜中旬が見頃です。 階段を登り切ると一丁平の展望台。 ウッドデッキになっており、富士山や丹沢の山々を見渡せます。


一丁平からは緩やかな登りの階段で、10分ほどで標高670mの小仏城山・山頂です。 ここにも立派な桜が咲いています。
城山茶屋では、名物のなめこ汁におでん、夏はカキ氷があります。 ベンチがたくさんあるので、ゆっくりと休憩するとよいでしょう。


山頂の東側は、高尾山やスカイツリー、西側は相模湖や富士山が見えます。 桜の時期は、紅白のハナモモや黄色のヤマブキなどの花も見ることができます。


小仏城山からは東海自然歩道を眼下に見える相模湖へ向かって下ります。 しばらく下っていくと、電線が邪魔ですが、相模湖を見渡せるポイントがあり、富士山も顔を出しています。

山頂から4、50分下ると登山口で、ここにも大きな桜があります。

登山口から10分ほど歩き、相模川に架かる弁天橋を渡って、上流の相模湖駅へ向かいます。 弁天橋から右に相模ダムを見て、相模湖大橋を渡り、相模湖駅までは30分くらいです。



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