筑波山登山の最も一般的な表登山道を登るコースです。御幸ヶ原まではスギやブナなどの樹林の道です。
筑波山神社〜御幸ヶ原
筑波山神社へはつくばエクスプレスつくば駅からシャトルバスで約40分です。
筑波山神社入口バス停から鳥居をくぐり、車道を5分ほど歩けば筑波山神社で、山頂が見えます。
随神門をくぐって筑波山神社をすぎると石の鳥居が建つ登山口です。
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随神門
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筑波山神社
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石の鳥居をくぐって登山道に入りると山頂へ90分と記されています、鳥居の右にはケーブルカー乗場があります。
岩のゴロゴロとした道を登り、御幸ヶ原までの中間点が中の茶屋跡でケーブルカーの軌道脇を通ります。
小倉百人一首にも詠まれている男女川の水場をすぎて木の階段を登っていけば、女体山と男体山の鞍部である御幸ヶ原です。
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男女川の水場
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木の階段が続く
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ケーブルカー山頂駅がある御幸ヶ原には茶屋や土産物屋が並び、たくさんの人で賑わっています。
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ケーブルカー山頂駅
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御幸ヶ原、背後が女体山
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御幸ヶ原〜女体山
御幸ヶ原から女体山へ向けて登っていくと、さきれい茶屋の前にセキレイ石があります。
セキレイ石はこの石に留まった鶺鴒が男女の道を教えたといわれています。
ガマの油瓜売りの口上を考え出した地というガマ石をすぎると標高877mの女体山頂です。
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ガマ石
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女体山頂への登り
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女体山頂
女体山が筑波山の山頂で標高877m、女体山本殿が建っています。
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女体山本殿
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女体山頂
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はるか下方には登山口のつつじヶ丘、反対側には男体山が見えます。
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つつじヶ丘
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男体山
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岩場の山頂には一等三角点が置かれ、関東平野が一望できます。
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関東平野の眺め
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女体山〜御幸ヶ原
女体山頂から男体山へ向ってアンテナをすぎるとガマ石、セキレイ石があります。
この場所でガマの油瓜売りの口上を考え出したというガマ石、セキレイ石はこの石に留まった鶺鴒が男女の道を教えたといわれています。
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ガマ石
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セキレイ石
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セキレイ石の前にある茶屋から下って行けばケーブルカー山頂駅がある御幸ヶ原です。
御幸ヶ原には茶屋や土産物屋が並び、たくさんの人で賑わっています。
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御幸ヶ原への下り
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御幸ヶ原、背後が男体山
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御幸ヶ原〜男体山
御幸ヶ原から丸太の階段、岩場、最後に石段を登れば、標高871mの男体山頂です。
女体山頂にのように360度の展望ではありません。
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男体山頂
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男体山からの展望
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コースA つつじヶ丘から筑波山
つつじヶ丘から弁慶七戻、出船入船、大仏岩などの巨岩怪石をめぐりながら、筑波山の山頂である女体山へ登ります。
つつじヶ丘〜弁慶茶屋跡
つつじヶ丘へはつくばエクスプレスつくば駅からシャトルバスバスで約50分です。
つつじヶ丘にはロープウェイ駅舎と大きな駐車場、土産物屋、展望台、ガマ大明神などがあります。
水郷筑波国定公園の石碑の脇が登山口で女体山頂へは1.8kmです。
つつじヶ丘から弁慶茶屋跡までの970mは、おたつ石コースと呼ばれています。
しばらくは裸地の急な登りで、振り返ってつつじヶ丘が下方に見えるようになると、明るい樹林に入ります。
やがてベンチが並ぶ弁慶茶屋跡です。
ここで筑波山神社から女体山への表登山道である白雲橋コースに入り、女体山頂までは800mです。
弁慶茶屋跡〜女体山頂
弁慶茶屋跡を出ると弁慶七戻、母の胎内くぐり、出船入船、裏面大黒、北斗岩、大仏岩などの巨岩怪石が見ながらの岩場が続きます。
大岩が落ちてきそうで弁慶も行こうか戻ろうか7回迷ったという弁慶七戻、天照大神を祀る稲村神社がある高天原をすぎると母の胎内くぐりです。
岩の間を抜けると生まれた姿に立ち返れるといわれています。
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弁慶七戻
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母の胎内くぐり
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陰陽石、国割り石をすぎると、船首と船尾が並んで見える出船入船、大黒様の後姿のような裏面大黒と続きます。
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出船入船
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裏面大黒
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さらに巨岩怪石が続き、天にそびえ北斗星のように決して動かない北斗岩、高さ15mもある大仏岩をすぎると女体山頂へはひと登りです。