箱根外輪山を乙女峠から芦ノ湖へ歩く4時間ほどのコースです。富士山、駒ヶ岳、芦ノ湖、駿河湾などの展望が素晴らしいです。
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乙女峠バス停
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乙女峠から見た富士山
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乙女峠バス停から乙女峠へ
御殿場駅から仙石方面行きのバスに乗り、乙女峠で下車します。新宿からの小田急箱根高速バスで来ることもできます。
バス停の反対側にふじみ茶屋があり、熊と金太郎の像やふじみの水、少し登ったところに乙女の鐘があります。
バス停からも富士山が見えますが、乙女の鐘に登れば高い位置から富士山が眺められます。
登山口は茶屋の反対側にあり、鳥居が立っていますが、通れない場合は林道を進みます。
林道を数分行き、右の登山道に入って少し登ると、本来の登山道に出ます。
乙女峠までは、大きな石がゴロゴロとした樹林の荒れた道を25分ほど登ります。展望はありません。
乙女峠
乙女峠には小さな展望台とがあります。すぐ上にはベンチもあり、仙石原の展望が楽しめます。
乙女峠の名前の由来は、父親の病気を治そうと、峠の先の地蔵堂に日参し、雪に埋もれて死んでしまった娘の霊を哀んだことからだそうです。
乙女茶屋は廃業したようです。
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乙女峠
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仙石原
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乙女峠は足柄峠、長尾峠と並ぶ富士見三峠のひとつで、御殿場市街と富士山の展望が素晴らしいです。
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乙女峠から見た富士山(12月)
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乙女峠から丸岳へ
乙女峠から広い道を緩やかに登っていきます。
何度かアップダウンすると、大きなアンテナが見えて丸岳に着きます。
山頂の少し手前で富士山がよく見えます。
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丸岳への道
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丸岳から見た富士山
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標高1156mの丸岳山頂からは芦ノ湖や仙石原、箱根山、三国山などの外輪山、駿河湾や沼津方面の展望が素晴らしいです。
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丸岳
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丸岳〜長尾峠〜湖尻峠
丸岳を出るとしばらく駿河湾を正面に見ながら下っていく気持ちのよい道です。
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長尾峠への道
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しばらく下り、芦ノ湖と富士山が見える富士見台をすぎると、仙石原への道が下っている長尾峠に着きます。
長尾峠から箱根スカイライン沿いを歩くと、小さなピークがいくつか続き、富士見ヶ丘公園に着きます。
途中、箱根スカイラインの長尾駐車場やトイレへの分岐があります。
富士見ヶ丘公園からは富士山はもちろん、金時山や通ってきた丸岳などが見渡せます。
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富士見ヶ丘公園
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湖尻水門への分岐を過ぎるとすぐ芦ノ湖展望公園に着きます。ここからは芦ノ湖や駒ヶ岳、三国山の展望があります。
芦ノ湖展望公園を出て少し行くと眼下の湖尻峠まで急坂を一気に下ります。
湖尻峠、三国山へ続く道が見えます。
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三国山への道
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湖尻峠
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湖尻峠〜三国山〜箱根町
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三国山への道
湖尻峠から左の坂を登って行きます。芦ノ湖スカイラインから離れると三国山頂まで急坂が続きます。
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三国山の登りでは、ところどころ樹木の間から右に富士山、左に芦ノ湖が見えますが、山頂は樹林で展望はありません。
三国山は、西側外輪山の最高峰で、山頂が相模、駿河、伊豆の三国の境界から名づけられました。
三国山からしばらく下ると緩やかな道になります。
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富士山
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三国山
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山伏峠を通過するとレストハウスがあり、展望台になっていて芦ノ湖や駒ヶ岳、双子山の眺めがよいです。
芦ノ湖スカイライン沿いのハコネダケが生い茂った道を歩き、料金所を過ぎると海ノ平に着きます。
この辺りはススキの原で、展望がいいです。
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芦ノ湖
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海ノ平
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芦ノ湖スカイラインと分かれ、下っていきアップダウンを繰り返すと十二丁園地で、すぐ下が道の駅・箱根峠です。
国道を少し行くと箱根古道に入り、石畳を下って国道1号線をくぐると芦川の集落です。
芦川の集落を抜けると国道に出て、左折するとすぐ箱根町のバスターミナルに着きます。
箱根町からは小田原行、箱根湯本行、熱海行などのバスがあります。
箱根湯本駅・小田原駅へは箱根新道経由のバスが早いです。
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芦川
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箱根町
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コースA 乙女峠から金時山
乙女峠からは長い丸太の階段が続きます。このコースで一番きついところで、登り切ると広場のようになっている長尾山です。
長尾山から少し平坦な道を歩くと、金時山が見えてきて、しばらく下りになります。
徐々に道が険しくなり、岩場など鎖やロープが張ってある登りが続きます。
ふたたび金時山が見えてくると、笹の向こうに神山、芦ノ湖、仙石原、丸岳などの展望が広がります。
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金時山への道
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展望がよい
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展望を楽しんだら、しばらく下りになり、岩の露出した道を10分も登れば茶屋が見えて、金時山・山頂に着きます。
金時山・山頂
金時山は標高1213m。富士山や愛鷹山、御殿場市街などの眺めが素晴らしいです。
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金時山から見た富士山(12月)
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